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ステージアの楽譜とスマートメディア

すでに中古エレクトーン市場に多く出回っているELシリーズですが、ELの楽譜はフロッピーディスクが付属しているのが一般的でした。
この中には、その楽譜に掲載している曲の音色やリズムのデータが保存されています。

FDドライブに挿入し、エレクトーン本体にデータを読み込むと内部フラッシュメモリ(データを一時的に保存している)に入りリズムスタートや各楽器の音色で演奏ができます。
レジストボタンと呼ばれる分けられたエリアに入ります。EL50などは8つ、EL90やEL900は16個のレジストボタンがありました。

さて、この付属しているフロッピーですが、メディアが安かったので広く普及することになりました。

但し、運送や書棚に陳列する過程で目に見えない影響があり、フロッピーの読み取り(リード)が悪くラーが出るという事故もあったようです。

そんな中で進化改良され現行のステージアシリーズが誕生したのです。

ステージアの楽譜も新しくなりました。
大きな違いは付属メディアが変更になりスマートメディアが選択されたのです。
YAMAHAが最も重視したのはレジストデータをコピーされないよう著作権を保護するということでした。
開発当初は、SmartMediaが著作権保護に適しているとして選択されたのです。

しかし、実際に使うといくつか不便さが浮き彫りになりました。
媒体が薄く小さいので紛失や棄損が多く発生し、容量も少なかった事などです。
また、パソコンの標準的な媒体としては普及していませんでした。

ステージアの楽譜では、メディアは付属せず、レジストデータは、ミューマというヤマハ独自のデータ販売システムで購入したり、最近ではインターネットでダウンロード販売されたりしてます。

スマートメディアやUSBメモリに保存する事になります。
もちろんYAMAHAですから、プロテクトが掛かっています。
基本的に他にコピーする事は不可能です。

現在ではステージアシリーズを使っている多くの生徒はUSBメモリを使用しています。取扱い易く、容量も大きく値段も手ごろだというのが広く普及した原因だと思われます。
現在、STAGEAに標準で搭載されているスマートメディアリーダーは将来なくなるのでないでしょうか?

と以前、書きましたが生産停止になっているようです。在庫処分のみで販売がされているようです。
ステージアもUSBメモリが標準仕様になってマイナーチェンジさえています。
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