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エレクトーンの外部スピーカーへの接続方法

ＥＬやステージアなどエレクトーンを外付けミキサーやスピーカーへ接続する時の方法を考えてみましょう。

私は、ヤマハのレッスンに通って１５年くらい経ちますが、昔から音響に興味がありお手伝いしたり自分でＰＡ機材を購入してミニコンサートを企画した事もありました。。

電子技術は革新的に進歩し、ＥＬの音色は目を閉じて聞いていると生楽器の演奏と変わらないほどになってきました。しかし、音質やバランスというものは、観客へ向けて考えるか、演奏者のためなのかで基本は同じです。

・観客へ最高に良い音質とバランスで提供できる事を前提に接続を考えてみましょう。

ＥＬに内蔵のスピーカーは、ステージアELS-01Cの出力レベルでは、キャパシティは２０畳程度の室内までが理想だと個人的には思います。
それより広い場所や野外では信号を増幅するアンプとスピーカーが必要になります。

増幅機器内蔵がアクティブ、外付けはパッシブタイプの２種類に分かれます。

以前は、小規模の発表会などでは、アンプ内蔵のキーボードアンプ（パワードスピーカー）と呼ばれるアクティブタイプが使用される事が多かったです。ＫＡシリーズという今から思えばかなり高価なスピーカーでした。

以下、ヤマハ製のスピーカーについて解説しています。

エレクトーンの外部スピーカーは、昔はYAMAHAのKAシリーズがよく使用されていましたが前述のように高価で下が、現在では、MSR400、MSR100が主流になっています。価格も５〜８万円程度と昔と比較しても安くなりました。

エレクトーンとの接続は、フォーンまたはXLR（キャノン）タイプの端子が付いたケーブルになります。ＥＬからの距離が１０ｍを超える場合は後者を利用します。
これは、ノイズが増えるためです。キャノンであればケーブルが長くなってもノイズを抑えることができます。
別途、ダイレクトボックス（ＤＩ）というフォーンとキャノンを変換できる機材が必要です。

ＥＬやステージアへの外付けタイプのＳＰの利用ですが、アンプを内蔵していないスピーカーでは、BR12やBR15があり、別途Mixer内蔵のパワードアンプEMXやアナログミキサーのMG82CXとパワーアンプPシリーズの組み合わせなどが必要です。

まとめますと、
外付けタイプは汎用性はありますが、ミキサー操作や接続にある程度知識と経験が必要になるため、音響に弱いエレクトーンの先生にとって操作が簡単なのはアンプ内臓のパワードスピーカーです。

後日、お手軽なSTAGEPASステージパス・シリーズについても解説したいと思います。
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